jvSetPrvLong

jvSetPrvLong（RDFビューアに数値型情報送信）

RDFビューアが動作するための各種数値型情報をRDFビューアに送信します。

[構文]

int jvSetPrvLong(int mode, int lvalue);

設定項目	内容
mode	情報の種類（設定値参照）
lvalue	設定値

リターンコード

定数	値	内容
	0	正常終了
JV_ERR_PARAMETER	-3	パラメータエラー
JV_ERR_PRV_REGIST	-120	RDFビューアがレジストリに未登録
JV_ERR_PRV_EXEC	-121	RDFビューアが起動できない
JV_ERR_PRV_SENDCOMMAND	-122	RDFビューアにコマンドを送信できない

[設定値]

mode には次の値を指定します。

定数	値	内容
JV_PREVIEW_PAGE	21	RDFファイルの表示ページ
JV_PREVIEW_COPIES	22	印刷ﾀﾞｲｱﾛｸﾞの印刷部数の初期値
JV_PREVIEW_SCALE	23	画面表示と印刷時の拡大縮小率
JV_PREVIEW_MINPAGE	24	印刷時の印刷開始ページ
JV_PREVIEW_MAXPAGE	25	印刷時の印刷終了ページ
JV_PREVIEW_LEFTMARGIN	26	印刷時の左マージン
JV_PREVIEW_TOPMARGIN	27	印刷時の上マージン
JV_PREVIEW_LAYOUTTYPE	28	レイアウトタイプ
JV_PREVIEW_LOCK	29	画面ロック

[解説]

RDFビューアは、帳票をプレビューするためのツールです。RDFビューアに情報を送る時には、jvSetPrvStringや、、jvSetPrvLongを使います。文字型の情報を送る時はjvSetPrvString、数値型の情報を送る時はjvSetPrvLongを使います。

RDFビューアは、帳票のプレビューにプレビューコントロールを使います。
mode と sParam では、プレビューコントロールのプロパティを設定します。
各情報の詳細は、プレビューコントロールのリファレンスで確認することができます。

「JV_PREVIEW_PAGE」は、プレビューコントロールのPageプロパティの値を設定します。
「JV_PREVIEW_COPIES」は、プレビューコントロールのCopiesプロパティの値を設定します。
「JV_PREVIEW_SCALE」は、プレビューコントロールのScaleプロパティの値を設定します。
「JV_PREVIEW_MINPAGE」は、プレビューコントロールのMinPageプロパティの値を設定します。
「JV_PREVIEW_MAXPAGE」は、プレビューコントロールのMaxPageプロパティの値を設定します。
「JV_PREVIEW_LEFTMARGIN」は、プレビューコントロールのLeftMarginプロパティの値を設定します。
「JV_PREVIEW_TOPMARGIN」は、プレビューコントロールのTopMarginプロパティの値を設定します。
「JV_PREVIEW_LAYOUTTYPE」は、プレビューコントロールのLayoutTypesプロパティの値を設定します。
「JV_PREVIEW_LOCK」は、プレビューコントロールのLockedプロパティの値を設定します。

jvSetPrvLongを使って表示ページを変更した時は、jvSendPrvCommandで再描画が必要です。

[コーディング例]

表示ページを変更して画面を再描画するコーディング例です。

// ページ番号を指定します。
ret = Jvalib.jvSetPrvLong(Jvalib.JV_PREVIEW_PAGE,3);
// 再描画します。
ret = Jvalib.jvSendPrvCommand(Jvalib.JV_PREVIEW_SHOW);

作成した帳票に、後からページ番号を入れるコーディング例です。

// 設定するページのページ番号を指定します。
ret = Jvalib.jvSetPrvLong(Jvalib.JV_PREVIEW_PAGE,i);

// ページ番号を入れるテキストフィールド名を指定します。
ret = Jvalib.jvSetPrvString(Jvalib.JV_PREVIEW_FIELDNAME,"ページ番号");

// ページ番号の値を指定します。
ret = Jvalib.jvSetPrvString(Jvalib.JV_PREVIEW_FIELDVALUE,String.valueOf(i));