セレクトボタンフィールド

セレクトボタンフィールドは、項目選択用のフィールドです。

セレクトボタンフィールドの貼り付け

1.セレクトボタンオブジェクトボタン00000095.gifをクリックします。
2.セレクトボタンを描画する位置にマウスポインタを移動しマウスをクリックします。
3.セレクトボタンフィールドのプロパティ画面がポップアップします。
4.プロパティ画面でプロパティを設定し、プロパティ画面を閉じます。
5.プロパティウィンドウでフィールド名称を設定します。
 
フィールドにデータをセットする時は、以下の機能を使います。
 レポートライブラリDLLの場合:jvSetFieldTextファンクション
 レポートライブラリOCXの場合:SetFieldTextメソッド
 レポートエディタからの帳票印刷の場合:帳票印刷の概略
 セレクトボタンフィールドの値には「1」または「0」をセットします。「1」をセットすると選択状態になり、「0」をセットすると選択が解除された状態になります。

セレクトボタンフィールドプロパティの設定

セレクトボタンフィールドのプロパティは、セレクトボタン画面やプロパティウィンドウで設定します。
セレクトボタン画面の表示
・セレクトボタンフィールドを選択後マウスの右ボタンをクリックしポップアップメニューのプロパティを選択する。
・プロパティウィンドウのプロパティページをクリックする。
 
00000096.gif
 
.形状
描画する形状を以下の中から指定します。
 
00000097.gif
 
例)楕円を選択すると楕円が描画されます。
00000098.gif
 
例)チェックタイプを選択するとチェックマークがつきます。
00000099.gif
 
.線の幅
この項目は、形状に楕円を選択した場合のみ設定できます。
描画する楕円の線幅を設定します。
 
3.サイズ
形状のサイズ(大きさ)を設定します。
 
4.セレクトボタンの枠内の表示位置(横位置/縦位置)
セレクトボタンを表示する横位置と縦位置を設定します。
各位置は、確保したセレクトボタンフィールドの枠(領域)の範囲内で設定されます。
 
00000100.gif
 
例)横位置:上   横位置:中央  横位置:下
縦位置:上   縦位置:中央  縦位置:下
セレクトボタンフィールドの枠(領域)は、自由に設定することができます。
プレビューコントロールから直接値を入力をする場合、セレクトボタンフィールドをマウスでクリックすると、選択と選択解除が繰り返されます。
セレクトボタンフィールドの枠(領域)の範囲内では、どこをクリックしても入力可能です。
※レポートエディタ帳票印刷画面上での直接入力では、クリックによる選択/選択解除はできません。
 
.ラジオボタン型
ラジオボタン型にする時は、「ラジオボタン型」をチェックします。
ラジオボタン型は、プレビューコントロールのデータ入力機能のためのプロパティです。
 
00000101.gif
 
ラジオボタン型は、複数のセレクトボタンフィールドの中から任意の数だけ選択を許可する場合に使用します。
例えば、下図のように、3つの中から1つだけ選択を許可する場合には、ラジオボタン型にチェックを入れ、3つのセレクトボタンフィールドを同じグループにします。
 
00000102.gif
 
複数のセレクトボタンフィールドを同じグループにする場合は、以下の規則に従って作成します。
 
・グループに含めるセレクトボタンフィールドには、同じ名称をつけます。
・グループ内のセレクトボタンフィールドには、名称の後ろに「_1」「_2」という連番をつけます。
 アンダーバーと番号には半角を使用します。全角を使うとグループとして認識されません。
 
 例) SELECT_1, SELECT_2, SELECT_3
    保険料_1, 保険料_2, 保険料_3  など
 
グループ内で同時に選択できる個数は、最大同時選択数で設定します。
ラジオボタン型のチェックをはずすと、グループ規則は摘要されず、選択数の制限はなくなります。
 
注意:
 
ループに含めないセレクトボタンフィールドには、別名をつけてください。
レポートエディタの帳票印刷モードによる帳票印刷では、グループ機能は無効です。
レポートライブラリを使いプログラム内でデータを設定する場合、グループ機能は無効です。
 
.最大同時選択数
グループ内で同時に選択できる最大数を設定します。
 
00000103.gif
このプロパティは、フィールド名称に「_1」を持つセレクトボタンフィールドのプロパティ画面で設定することができます。
フィールド名称に「_1」がついていないセレクトボタンフィールドの場合は設定できません。
 
注意:
 
レポートエディタの帳票印刷モードによる帳票印刷では、最大同時選択数は無効です。
レポートライブラリを使いプログラム内でデータを設定する場合、最大同時選択数は無効です。