LabelNoプロパティ

ラベル番号、セクション番号、フォーム番号を指定します。
 
[構文]
 
Object.LabelNo  =  ｌong  
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long ラベル番号／セクション番号／フォーム番号
 
[設定値]
 
long にはラベル番号、セクション番号、フォーム番号のいずれかを指定します。初期値は1です。
 
[解説]
  
LabelNoプロパティは、ラベル印刷、可変フォーム印刷、複数フォーム（1ページの中に複数のフォームが描画されているもの）印刷の場合に使います。それ以外の場合は無効です。
 
LabelNoプロパティは、FieldDataプロパティと組み合わせて使います。
FieldDataプロパティでフィールド値の取得や設定を行う時には、LabelNoプロパティで、処理の対象となるラベル番号、または、セクション番号、または、フォーム番号を指定しておきます。
 
ラベル印刷
ラベル番号は、用紙左上を1とし、右側へ向かって、2、3とつけます。最上段の右端まで進んだら、次は2段目の左端から同様に最後のラベルまで繰り返します。
例）ラベルが横方向に２枚、縦方向に３枚ある場合

1

2

3

4

5

6

 
可変フォーム印刷
セクション番号は、DrawSectionまたはjvDrawSectionで描画したセクションの順につけます。最初に描画したセクションが1、次に描画したセクションが2となります。
 
複数フォーム印刷
フォーム番号は、DrawFormまたはjvDrawFormで描画したフォームの順につけます。最初に描画したセクションが1、次に描画したセクションが2となります。
   
値の設定と参照はデザイン時、実行時に可能です。
 
[コーディング例]
 

JvrVw.LabelNo = 2

‘2つ目のラベルを指定する

JvrVw.FieldData(“氏名”) = “” ‘2つ目のラベルのフィールドをクリアする