アプリケーション開発

 
ポートライブラリJNIとは
 
レポートライブラリJNI(Javaネイティブメソッドインターフェースライブラリ)は、Javaアプリケーションを開発する時に使う帳票印刷用ライブラリです。  
レポートライブラリJNIは、プロフェッショナル(X86)、プロフェッショナル(X64)に入っています。
 
使用可能な開発環境
 
Javaアプリケーションは、Java Servlet、JSP(JavaServer Pages)、Java Strutsなどで開発します。
レポートライブラリJNIは、Windows環境で使用可能です。
 
32ビットアプリケーションを開発する時にはプロフェッショナル(X86)のレポートライブラリJNIを使います。
64ビットアプリケーションを開発する時にはプロフェッショナル(X64)のレポートライブラリJNIを使います。
 
ファンクションの使い方
 
レポートライブラリJNIは、レポートライブラリDLLとほぼ同じ機能を持っています。
レポートライブラリJNIと、レポートライブラリDLL/レポートライブラリJNIの両方の解説を参照してください。
 
ファンクションの使い方などは、サンプルプログラムを参照してください。
 
jvCreateとjvCloseの2つのファンクションは、レポートライブラリDLLと違う部分があるため、注意が必要です。
 

jvCreate

outdevパラメータ(出力先)に違いがあります。

 

「JV_WINDOW」がありません/「JV_RDFSVC」があります

 

 

jvClose

戻り値からRdfIDを取得することができます。

 
 
プレビュー方法
 
1.Adobe PDF形式の場合
Adobe Readerを使います。
 
Adobe PDF形式でのWeb帳票システム   
 
2.RDF形式でWebアプリケーションの場合
プレビューコントロールを使います。
 
RDF形式でのWeb帳票システム   
 
3.RDF形式でWindowsアプリケーションの場合
RDFビューア(JvPreview90.exe)を使います。
RDFビューアはRDFファイルをプレビューするツールで、インストールディレクトリにインストールされています。
アプリケーションからRDFビューアを操作するためのファンクションが用意されています。
 
jvSetPrvString
jvSetPrvLong
jvSendPrvCommand
RDFファイルを作成するコーディング方法   

Javaアプリケーションのコンパイル  

Javaアプリケーションをコンパイルする時は、srcディレクトリの下にjvrという名前のディレクトリを作成し、その下に、レポートライブラリJNI用Javaクラスファイル(jvalib.java)を入れておきます。
レポートライブラリJNI用Javaクラスファイルの名称を変更することはできません。
 
配布
 
レポートライブラリJNIを使ってアプリケーションを開発後、完成したアプリケーションを別の環境で実行する時には、実行環境に次のファイルを配布します。
 
1.レポートライブラリJNI
WindowsのシステムディレクトリにあるレポートライブラリJNIを実行環境のWindowsのシステムディレクトリにコピーします。
 
2.Javaクラスファイル
コンパイル時にJavaソースファイルから作成されたJavaクラスファイル(jvalib.class)は、クラスファイル用ディレクトリの下にjvrというディレクトリを作成し、その下にコピーします。
 
3.RDFビューアとプレビューコントロール
Windowsアプリケーションでは、RDFビューアとプレビューコントロールを実行環境にコピーします。
プレビューコントロールは、Windows\システムディレクトリへコピーし、レジストリ登録します。
Webアプリケーションでは、「Webを利用した帳票システム/開発環境がJavaの場合」を参照し環境設定を行います。
 
配布の前に使用許諾契約書をお読みください。