Temporaryプロパティ

プリンタドライバ情報の設定モードを設定します。
 
[構文]
 
Object.Temporary  =  long  
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long 設定モード(設定値参照)
   
[設定値]
 
long には次の値を指定します。
 

定数

内容

JV_TEMPORARY_OFF

0

永久登録

JV_TEMPORARY_ON

1

一時登録(初期値)

 
[解説]
 
Temporaryプロパティに「JV_TEMPORARY_ON」を指定すると、PrinterDevModeプロパティの値は、アプリケーションを実行している間だけプリンタドライバに設定され、アプリケーション終了後には元の状態に戻ります。「JV_TEMPORARY_OFF」を指定すると、プリンタドライバ情報はアプリケーション終了後も設定されたままの状態となります。
Temporaryプロパティは、SetPrinterプロパティに「JV_SPDEVMODE」を指定した時に使います。
 
値の設定は、デザイン時、実行時(Startメソッドの前)に可能です。
値の参照は、デザイン時、実行時に可能です。 
 
[コーディング例]
 
Jvr.SetPrinter = JV_SPDEVMODE

'プリンタドライバ情報の設定

Jvr.PrinterDevMode = "2,9"

'A4縦置き

Jvr.Temporary = JV_TEMPORARY_OFF

'永久登録

Jvr.OutDevice = JV_PRINTER

'出力先をプリンタにする

Jvr.Start