下線プロパティの設定
拡張機能が設定されたテキストフィールドは、アプリケーション実行時に、下線プロパティを設定することができます。
拡張機能は、レポートエディタでフォームを作成する時、テキストフィールドに指定します。
設定可能な下線プロパティは、描画の有無、色、幅、位置、種類です。
※「フォントの自動調整」機能が設定されている場合、位置を設定しても無効となります。
プロパティは、予約語、または、略式の予約語をプログラムコードの中に記述して変更します。
文字列の前に予約語と変更する値が記述されると、それ以降の文字列は予約語と一緒に指定されたプロパティで描画されます。
元に戻す場合には、再び予約語と元のプロパティを記述します。
下線を描画する
書式 <underline draw="true"> 下線を描画する
書式 <underline draw="false"> 下線を描画しない(初期値)
略式 <@UDT> 下線を描画する
略式 <@UDF> 下線を描画しない(初期値)
下線の色を変更する
書式 <underline color="#ff0000">
赤を指定
略式 <@UC#ff0000> 赤を指定
色の設定は16進数でRGB値を256深度で記述して下さい。例) ff0000は赤、00ff00は緑
例) 下線の色を指定し、下線を描画する
stext1 = "地震保険契約を希望されない場合は<underline
color=""#ff0000""><underline draw=""true"">ご署名またはご捺印<underline
draw=""false"">下さい。"
ret = jvSetFieldText(pid, "Field_17",
stext1)
略式で記述する場合
stext1 = "地震保険契約を希望されない場合は<@UC#ff0000><@UDT>ご署名またはご捺印<@UDF>下さい。"
ret = jvSetFieldText(pid, "Field_18",
stext1)
出力結果)
下線の幅を変更する
書式 <underlinewidth="10">
略式 <@UW10>
幅は1/100mm単位で設定します。設定可能な範囲は0〜100です。
下線の位置を変更する
書式 <underline vpos="-10">
略式 <@UV-10>
位置は1/100mm単位で設定します。設定可能な範囲は-300〜300です。プラス値は下方へ、マイナス値は上方へ移動します。
下線の種類を変更する
書式 <underline type="1">
略式 <@UT1>
0:実線,1:破線,2:点線 ,3:一点鎖線,4:二点鎖線,5,二重線
例) 下線の幅、下線の位置を指定し、下線を描画する
stext1 = "地震保険契約を希望されない場合は<underline
color=""#ff0000""><underline width=""80""><underline
vpos=""-30""><underline draw=""true"">ご署名またはご捺印<underline
draw=""false"">下さい。"
ret = jvSetFieldText(pid, "Field_19",
stext1)
略式で記述する場合
stext1 = "地震保険契約を希望されない場合は<@UC#ff0000><@UW80><@UV-30><@UDT>ご署名またはご捺印<@UDF>下さい。"
ret = jvSetFieldText(pid, "Field_20",
stext1)
出力結果)
例) 下線の種類を指定し、下線を描画する
stext1 = "地震保険契約を希望されない場合は<underline
color=""#ff0000""><underline type=""2""><underline
draw=""true"">ご署名またはご捺印<underline draw=""false"">下さい。"
ret = jvSetFieldText(pid, "Field_21",
stext1)
略式で記述する場合
stext1 = "地震保険契約を希望されない場合は<@UC#ff0000><@UT2><@UDT>ご署名またはご捺印<@UDF>下さい。"
ret = jvSetFieldText(pid, "Field_22",
stext1)
出力結果)