外字の描画
帳票に外字を使用する場合、帳票を作成する環境には、使用する外字が必要です。
外字は、以下のどちらかの方法で実行環境に準備しておきます。
1.外字フォントを使う方法(下記参照)
2.ジャイブレポート外字ファイルを使う方法(下記参照)
RDF形式やAdobe PDF形式の帳票では、外字は、イメージに変換されてデータの中に埋め込まれます。
変換された外字イメージは透過ではありません。文字や図形などのオブジェクトを外字と重ねあわせて配置している場合には、外字の下になったオブジェクトは、きれいに印刷されないことがあります。
TIFF形式、XPS形式、JPEG形式、PNG形式、BMP形式の帳票では、外字はイメージの一部として帳票に描画されます。
外字では、影付き文字、フェードアウト、ソフトエッジ、3D文字、文字の変形機能は利用できません。
1.外字フォントを使う方法
帳票を作成する環境に、帳票で使用する外字フォントをインストールしておきます。
アプリケーションが実行されると、レポートライブラリは、外字フォントを使って帳票を作成します。
レポートライブラリは、外字を描画する時にプリンタドライバを使います。実行環境にはプリンタドライバのインストールが必要です。カラーの外字を描画する時は、カラー対応のプリンタドライバが必要です。
(注意)
サーバー環境がIIS7以降でWebアプリケーションの場合は、この方法では外字を描画できません。
2のジャイブレポート外字ファイルを使用してください。
2.ジャイブレポート外字ファイルを使う方法
レポートエディタでジャイブレポート外字ファイルを作成し、帳票を作成する環境にコピーします。
アプリケーションが実行されると、レポートライブラリは、ジャイブレポート外字ファイルを使って帳票を作成します。
−ジャイブレポート外字ファイルの使い方
注意:
・外字は、フォームファイルには埋め込まれません。フォームに外字が含まれる時は、帳票を作成する環境に、外字フォントまたはジャイブレポート外字ファイルを用意します。
・レポートエディタからフォームファイルをRDFファイルに保存した場合には、外字はRDFファイルにイメージで埋め込まれます。