レポートエディタの特長

  

1.文字描画機能

3D文字、変形文字、グラデーション・テクスチャ・シャドウなどの飾り文字、など様々なタイプの文字を表現できます。
フォントの種類・サイズ、文字回転、網掛文字、下線・打消線、下線の位置指定、フォントの横幅拡大、行ピッチ、文字ピッチ、禁則処理英文ワードラップインデント段組などの各種のプロパティも設定可能です。

2.グラフィックス描画機能

グラフィックス機能には、直線、矢印、四角形、楕円、円弧、多角形、自由曲線、イメージ、グラフ、バーコードがあります。
それぞれ、グラデーションやシャドウ、ソフトエッジなどで飾ることができます。線種、線幅、網掛パターン、色など各種のプロパティも設定可能です。四角形では、任意の角を任意のサイズで丸めることができます。多角形では、頂点と頂点を直線で結ぶことも曲線で結ぶこともできます。

3.フィールド設定機能

帳票データを描画するためのフィールド機能があります。

    

数値・文字データにはテキストフィールドまたはグリッドフィールドを使用します。グリッドフィールドは、表形式のデータ出力に適しており、列毎にフォントや幅、編集子などのプロパティが設定可能です。
バーコードデータにはバーコードフィールド、イメージデータにはイメージフィールド、グラフデータにはグラフフィールドが用意されています。
セレクトボタンフィールド(ラジオボタンタイプ)は、複数項目から任意の項目を選択する時に使います。セレクトボタンフィールド(チェックボックスタイプ)は、項目の選択状態/選択解除状態を表現する時に使います。
テキストフィールドには四則演算機能、頁番号や印刷年月日などを自動表示する予約語機能もあります。

4.帳票印刷機能

レポートエディタ上で、フォームに貼り付けられたフィールドに、ACCESSやExcelなどからデータを取り込んだり、テキストファイルからデータを読み込んだりして、手軽に帳票を印刷することができます。
 
  
 
ラベル設計機能もあるので、タックラベルなどのラベル印刷も簡単に行なえます。

5.マルチページ編集機能

ページ毎に用紙サイズや用紙方向、グリッド間隔などの異なるフォームを作成できます。作成した複数のフォームは1ファイルとして保存され、レポートライブラリからは、ページ番号またはページキーで呼び出し可能です。

6.編集機能

複数の文字や図形を1つのグループとするグルーピング機能があります。グループ化された文字や図形は、1つのオブジェクトとして移動、コピー、サイズ変更などを行なえます。その他、複数回実行可能なアンドゥ・リドゥ機能、オブジェクトのロック機能、整列機能などもあり、編集作業を円滑に行なうことができます。

7.パーツ登録機能

複数の文字や図形をひとまとめにしてパーツ登録しておき、必要なときにいつでも呼び出して使うことができます。いろいろな帳票で共通に使われる文字や図形を何度も作成する必要がありません。