不定形用紙の印刷
不定形用紙（ユーザー定義サイズ）を印刷するアプリケーションは次の手順で作成します。
１．レポートエディタで帳票フォーム作成
(1) レポートエディタの環境設定画面でユーザー定義サイズの用紙を作成します。
(2) 用紙サイズに(1)で作成したユーザー定義サイズを選択します。
(3) 図形やフィールドを貼り付け帳票フォームを完成させます。
２．ユーザー定義サイズ印刷のための環境整備
(1) 印刷を実行するPCで、次の手順でユーザー定義サイズの用紙を作成します。
①コントロールパネルでプリンタの画面を開きます。
②「ファイル／サーバーのプロパティ」でプリントサーバーのプロパティ画面を開きます。
③用紙タブで「新しい用紙を作成する」をクリックします。
④ユーザー定義サイズの寸法を入力し「用紙の保存」ボタンで用紙を保存します。
ログインユーザーに用紙を作成する権限がない場合は用紙を作成できません。権限を設定するか、Administrator等の権限があるユーザーでログインしてください。
(2) (1)で作成した用紙を印刷できるプリンタドライバをインストールします。
３．レポートライブラリを使ってアプリケーション開発
ユーザー定義サイズの用紙を印刷する時には、プログラムにプリンタドライバを設定するコードを記述します。
プリンタドライバの設定には次の機能を使います。
レポートライブラリOCX、レポートライブラリ.NETコントロール： SetPrinter、PrinterDevMode、PrinterName
－コーディング
レポートライブラリDLL、レポートライブラリJNI：
jvGetPrinterDevMode
－コーディング
プリンタドライバを設定するためには、プリンタドライバ情報を取得しなくてはなりません。
－プリンタドライバ情報とは
－プリンタドライバ情報の取得方法
プリンタドライバ情報でプリンタをコントロールできない時には、プリンタドライバ設定ファイルを使います。
－プリンタドライバ設定ファイルとは
プリンタドライバを設定する情報やファイルが準備できたらレポートライブラリの設定機能を使ってプリンタをコントロールします。
注意：
プリンタドライバ情報の用紙番号は、取得するPCによって異なります。値は印刷を実行するPCで取得してください。
開発環境と実行環境が異なる場合は、開発完了時には、実行環境の値に変更する必要があります。