マイクロQRコード
切り出しシンボルが一つという特長を持つマイクロQRコードは、QRコードより小型化され、小さなスペースにも印字可能です。 
 
  
 
 
    
コードの大きさ 
最小11×11モジュール〜最大17×17モジュール 
(型番が一つ上がるごとに一辺につき2モジュールずつ増加 ) 
  
情報の種類及び情報量 
| 数字 | 
最大21文字 | 
| 英数字 | 
最大13文字 | 
| バイナリ(8ビット) | 
最大9文字 | 
| 漢字・カナ | 
最大5文字 | 
(混在も可能) 
最大文字数は、誤り訂正レベルがレベルLの時の値です。他のレベルでは最大文字数は少なくなります。 
 
  
誤り訂正能力(データ復元機能) 
| レベルL | 
コードワードの約7%が復元可能 | 
| レベルM | 
コードワードの約15%が復元可能 | 
| レベルQ | 
コードワードの約25%が復元可能 | 
  
誤り訂正レベルに高レベルを設定すると、復元率は高まりますが、誤り訂正コードの含有率が高くなるため、表現できる情報量は減少します。 
 
  
型番 
マイクロQRコードには、1〜4までの型番があります。 
  
   
マスク処理 
 
マスク処理とは、マイクロQRコードの読み出しを確実にするため、明暗(白黒)のモジュールバランスを最適化する処理です。 
 
4種類のパターンがあります。 
 
マイクロQRコードがうまく読み取れない時には、マスクパターンを変更し読み取れるものを見つけます。 
 
 
その他 
 
1.型番に「自動」を指定すると、ジャイブレポートが最適な型番を自動選択します。 
 
ジャイブレポートでは、表現する情報量より小さな型番を選択するとエラーになります。 
 
  
 
2.マスク処理に「自動」を指定すると、ジャイブレポートが最適なマスクパターンを自動選択しますが、読み取れない時にはマスクパターンを変更してください。 
   
  
 
3.マイクロQRコードの場合には、Barcodeプロパティは使用できません。また、jvDrawBarcodeファンクションとjvSetFieldBarcodeファンクションのretCodeパラメータには何も返りません。