フォームのみのRDFファイルを作る
プレビュー画面で、帳票のフォーマットのみを表示し、画面から直接データを入力して印刷する場合は、帳票のフォーマットのみ入ったRDFファイルを用意します。
可変フォームの場合には、レポートライブラリを使ってRDFファイルを作ります。
固定フォームの場合には、レポートライブラリを使って作ることもできますが、レポートエディタから簡単に作ることができます。
ここでは、レポートエディタを使ってRDFファイルを作る方法を解説します。
1ページの帳票を作成する場合
データを入力するページが1ページしかない場合には、1ページ分のフォームをRDFファイルに入れます。
※ラベルの場合は、ラベル1枚を1ページとして数えます。
例えば、1枚の用紙に20枚のラベルがある場合は、1枚の用紙で20ページあることになります。
−レポートエディタでRDFファイルを作る
複数ページの帳票を作成する場合
データを入力するページが複数ページに渡る場合には、入力するページ数分のフォームをRDFファイルに入れます。
1.10ページ以下の帳票を作成する場合
1)レポートエディタを起動します。
2)使用するフォームファイル(jfmファイル)を開きます。
3)表示メニューから「帳票印刷モード」を選択します。
※フォーム設計モードから作成すると、1ページしか作成できません。
4)ファイルメニューの「RDFファイル作成」を実行し、RDFファイル作成画面を開きます。
「範囲」の「ページ指定」で、作成するページ数を指定します。
例 : 5ページ作成する場合は「1ページから5ページ」を指定します。
5)作成ボタンを押すと指定したページ数分のRDFファイルが作成されます。
2.10ページ以上の帳票を作成する場合
2-1.レポートエディタを使う場合
1)レポートエディタを起動します。
2)使用するフォームファイル(jfmファイル)を開きます。
3)表示メニューから「帳票印刷モード」を選択します。
4)表示メニューから「帳票データ」画面を開きます。
5)帳票データ画面のオプションメニューから「行の追加」を実行します。
必要なページ数分の「行の追加」を実行します。
例 : 15ページ必要な場合は、5行追加します。
6)ファイルメニューの「RDFファイル作成」を実行し、RDFファイル作成画面を開きます。
「範囲」の「ページ指定」で、作成するページ数を指定します。
例 : 15ページ作成する場合は「1ページから15ページ」を指定します。
7)作成ボタンを押すと指定したページ数分のRDFファイルが作成されます。
2-2.レポートエディタとテキストファイルを使う場合
30ページのRDFファイルを作成する場合を例として解説します。
1)メモ帳などのテキストエディタで、改行のみの行を30行作成し保存します。
2)レポートエディタを起動します。
3)使用するフォームファイル(jfmファイル)を開きます。
4)表示メニューから「帳票印刷モード」を選択します。
5)表示メニューから帳票登録画面を開きます。
6)帳票登録画面で、以下の設定をします。
a.データ取得先をテキストファイルにします。
b.テキストファイル名に1で作成したテキストファイルを指定します。
c.区切り記号をカンマまたはタブにします。
d.aからcを設定後、データの取り込みボタンを押します。
e.終了ボタンで帳票登録ウィンドウを閉じます。
7)ファイルメニューの「RDFファイル作成」を実行し、RDFファイル作成画面を開きます。
「範囲」の「ページ指定」で、作成するページ数を指定します。
例 : 30ページ作成する場合は「1ページから30ページ」を指定します。
8)作成ボタンを押すと30ページのRDFファイルが作成されます。
テキストファイルの行数を調整することで、必要なページのRDFファイルを作成することができます。