PrinterSpoolTypeプロパティ

プリンタプロパティの「印刷スプール形式」を設定します。 値の取得も可能です。
 
[構文]
 
Object.PrinterSpoolType  =  long  
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long

 印刷スプール形式（設定値参照）
 
[設定値]
 
long には次の値を指定します。
 

定数

値

内容

JV_PRNINFO_SPTYPE_DIRECT

1

プリンタに直接印刷データを送る

JV_PRNINFO_SPTYPE_PRINTIMMEDIATELY

2

すぐに印刷データをプリンタに送る

JV_PRNINFO_SPTYPE_QUEUED_ALL

3

全ページ分のデータをスプールしてから、印刷データをプリンタに送る

 
[解説]
 
PrinterSpoolTypeは、コントロールパネルのプリンターのプロパティ詳細設定画面にある「印刷スプール形式」プロパティをアプリケーションから設定するためのプロパティです。このプロパティは、コントロールパネルのプリンターのプロパティ詳細設定画面から設定することもできます。
 
PrinterSpoolTypeを使って設定したプロパティは、アプリケーション終了後も設定されたままの状態となります。
 
プロパティを設定するプリンタは、PrinterNameプロパティで指定します。
プリンタ名が指定されない場合は、コントロールパネルで通常使うプリンタに指定されているプリンタを設定します。
 
値の設定と参照は、実行時に可能です。
 
 
[コーディング例]
 
Jvr.PrinterSpoolType = JV_PRNINFO_SPTYPE_PRINTIMMEDIATELY