PrinterDoCmpleteFirstプロパティ

プリンタプロパティの「スプールされたドキュメントを最初に印刷する」を設定します。 値の取得も可能です。
 
[構文]
 
Object.PrinterDoCmpleteFirst  =  long  
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long

スプールされたドキュメントを最初に印刷する(設定値参照)
 
[設定値]
 
long には次の値を指定します。
 

定数

内容

JV_PRNINFO_VALUE_ON

1

スプールされたドキュメントを最初に印刷する

JV_PRNINFO_VALUE_OFF

0

スプールされたドキュメントを最初に印刷しない

 
[解説]
 
PrinterDoCmpleteFirstは、コントロールパネルのプリンターのプロパティ詳細設定画面にある「スプールされたドキュメントを最初に印刷する」プロパティをアプリケーションから設定するためのプロパティです。このプロパティは、コントロールパネルのプリンターのプロパティ詳細設定画面から設定することもできます。
 
PrinterDoCmpleteFirstを使って設定したプロパティは、アプリケーション終了後も設定されたままの状態となります。
 
スプールされたドキュメントを最初に印刷しない設定にすると、スプールが完了した文書があっても優先順位のより高い文書がスプール中であれば、そちらが優先されます。
 
プロパティを設定するプリンタは、PrinterNameプロパティで指定します。
プリンタ名が指定されない場合は、コントロールパネルで通常使うプリンタに指定されているプリンタを設定します。
 
値の設定と参照は、実行時に可能です。
 
 
[コーディング例]
 
Jvr.PrinterDoCmpleteFirst = JV_PRNINFO_VALUE_OFF